原因帰属とは?

残暑が厳しく、夏の疲れが出ている人もいらっしゃるのではないでしょうか?

仕事をしている際に受けるストレスをためないようにするにはどうすればいいでしょう?
“職場の人間関係が良好だと、ストレスがたまりにくい”と言われています。
人間関係が良好になるとは“人間関係が良好であると認知出来るかどうか”だと思います。今回は、自分の認知の仕方をチェックしてみましょう。

tr-retreat.jp

「自分の認知パターン」をチェック
日常生活で、他者がとった言動の理由をよく考えるのではないでしょうか?患者や利用者の方の行動あるいはスタッフの行動をみて「なぜそのような言動をとったのだろう?」と不思議に思うこともあるでしょう。このような「人間の行動の原因を推測する心理的過程」を「原因帰属」と呼びます。
原因帰属には2種類あります。
☆内的帰属:その言動を取った本人の性格など内部にあるものに理由を求める
☆外的帰属:状況や運などその人の外部にあるものに理由を求める
人は他人の言動は内的帰属をしやすく自分の言動は外的帰属をしやすい傾向があります。
あることで上司から注意を受けたとします。あなたならどのように受け止めますか?
自分の能力、努力が足りなかった(反省、落込み)
こんなことくらいでそんなに注意をしなくてもいいのに!(腹が立つ)
今回は急なことだったから仕方なかったな(誰も悪くない仕方のないこと)

~ 40代が悩みやストレスが最も高い! ~
平成22年国民生活基礎調査(厚生労働省)の悩みやストレスの状況のある者を年齢階級別にみると、男女ともに「40~49歳」が最も高くなっています。40代は仕事でも家庭でも責任が重くなり悩みやストレスをたくさん抱えていることがわかります。

関連記事一覧

  1. セラピールーム-リトリート

    「働く」意味(価値観)を考える

  2. セラピールーム-リトリート

    ストレス関連疾患について

  3. tr-retreat.jp

    職場におけるパワーハラスメントについて